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――翌朝…
「優、起きて。朝だよ」
美紅の優しいキスで、俺は目を覚ます。
「朝ご飯出来てるよ。食べるでしょう?」
「…あ…うん」
美紅はいつものように、明るく俺に微笑み掛ける。
「ほら、ほら、早く起きて」
まるで…何事もなかったように、美紅は必死で笑顔を作っている。
「美紅」
「なぁに?」
「もう一回、キスしよっか」
「えっ?」
俺は美紅を抱き締め、唇にキスを落とす。
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