Dear 13

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「葉月さん、よく社長と結婚しましたね。恐くないっスか?…ていうか、社長夫人なんだから、働かなくてもいいんじゃないですか?」 「そうだね。よく結婚したよね。どこが良かったんだろうね」 私は笑顔で答える。 優との出逢いは、私が十八歳の女子高生だった。 意地悪で恐い指導係と泣き虫な私。 最低、最悪の相性。 なのに… いつしか…恋に堕ちた。 不思議だね。 大嫌いな相手が、大好きに変わるなんて…。 私は… あれからずっと… 優に恋してる。
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