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「葉月さん、よく社長と結婚しましたね。恐くないっスか?…ていうか、社長夫人なんだから、働かなくてもいいんじゃないですか?」
「そうだね。よく結婚したよね。どこが良かったんだろうね」
私は笑顔で答える。
優との出逢いは、私が十八歳の女子高生だった。
意地悪で恐い指導係と泣き虫な私。
最低、最悪の相性。
なのに…
いつしか…恋に堕ちた。
不思議だね。
大嫌いな相手が、大好きに変わるなんて…。
私は…
あれからずっと…
優に恋してる。
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