358人が本棚に入れています
本棚に追加
「キスをするだけで幸せになれるなら、帰ったらもっと幸せなことする?」
「…っ、真っ昼間です」
「くくっ、俺は何も言ってないよ。美紅エッチなこと想像したの?」
優は意地悪な笑みを浮かべ、私の頭をクシャッて撫でた。
「してませんっ!」
幸せだよ…
ずっと幸せ。
ちょっと意地悪な旦那様だけど…
優の優しさは、ちゃんと伝わってる。
帰宅後、美生が戻る迄の僅かな時間。
優の腕の中に包まれ、私達は二人だけの時を過ごす。
平凡で…
幸せな…日常。
最初のコメントを投稿しよう!