Dear 15

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「パパより恐いの?それ、凄いね」 「きゃはは、パパがごめんなさいって言うの。でも、おばあちゃん美生には優しいよ」 「そう。良かったね」 私は美生を抱き締め、頭を撫でる。美生は私に頬を寄せ抱き着いた。 「ママ、早く帰って来てね。約束」 「うん」 二人で小指を絡ませ、指切りをする。美生はにこにこ笑いながら、私に愛らしい笑顔を向けた。 太陽の陽射しに包まれ、いつの間にか眠ってしまった私達。目を覚ますとそこには優しい眼差しの優。 言葉を交わさなくても… 優の気持ちが伝わる。 私の… 大切な人…。
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