非通知着信

5/17
994人が本棚に入れています
本棚に追加
/456ページ
「…猛先輩?」 『ん?何?医者?そーだね、なるかもね!オレ、頭いいし!学年1位!トップ!ま、当然だけどね』 「…そう、デスカ…」 私はこの高校入るのに血が滲むような努力をしてやっと入った。 正直ついていけるか心配… 「…猛先輩、変わってますね。今まで出会った事がないです。勉強も囲碁も出来て… 何でもできる天才肌って感じ…」 『オレもそう思う!』 「………………」 謙遜しない人… 『ねぇーねー今度デートしようよ!』 「えっ?…デート?!」 …今、デートって言った?? 『そ、デート!』 「!!」 やっぱり聞き間違いじゃないみたい…! …さらっと普通デート誘う? …あったその日に…。 「…そうやって女の子誰にでもデート誘うんでしょ?…勘違いされますよ」 『ははっ誰でもって訳じゃないけど、未來可愛いから特別!デートしてあげる』 か、可愛い!?…って、 いちいち敏感に反応しすぎかな?私…
/456ページ

最初のコメントを投稿しよう!