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しばらく飲んで食べて、だいぶお腹も満たされてきた。
澪先輩のおすすめだけあって、どれもすごく美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまいそうになるのを修平が抑える。
「もう十分だろ。それ以上食ったらお前、また腹壊すぞ」
「そ、そんなことないもん!」
「そんなに急いで制覇することないだろ。また来ればいいだけなんだから」
「……」
確かにそう、だけど。
そう出来るかは、今日この後の話の結果によって、変わってくる。
もしかしたらもう二度と、こんな風にふたりで向き合って飲むことなんて、ないのかもしれない。
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