【番外編(1)】いちばん大切なひと

6/40
前へ
/40ページ
次へ
  ……やっぱり私、変だ。 修平が私のことを好きなんて、そんなの、ありえない。 だけどそうかもしれないって思うと、心臓がこれでもかってくらいうるさく鳴り響く。 どうしていまになって私、修平の気持ちが知りたいなんて思うんだろう? 答えはすぐそこに迫ってきているみたい。 後は認めるか、認めないか、っていう、二択だけ。 踏み出すには、修平の言葉が必要な、気がしていた。 .
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1477人が本棚に入れています
本棚に追加