3人が本棚に入れています
本棚に追加
「・・・・・・・」
我は部屋で静かに目を閉じ今までの事を思い出していた
「我も・・・・落ち度はあったな」
そう、元はといえばこの家の者に腕輪を取られたせいか・・・
我はあの人間に八つ当たりをしていただけだ
そう考えてみるが人間は所詮観察程度の存在に過ぎない
それが我ら『妖怪』の考えというか常識だった
その為先の暮らしに楽しみを見つけるのは困難だ
「いや、案外人間との生活も楽しいかもしれん」
紅蓮に比べてこちらはポジティブであった
最初のコメントを投稿しよう!