毒と風

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「・・・・・・・ここは」 そこは何も無く 音も無い 色も無い 真っ白な世界だった 「・・・・・・・夢か」 「夢ではありません」 「うおっ、誰だ」 気がつくと隣に全身真っ白な女がいた 「私の名はまだ言えません。ただ一つ警告をしに来ただけです」 「警告・・・・・?」 「そう、あなたは戦いに巻き込まれました。だから警戒を怠らないようにしてください」 「戦い?警戒だと?全く意味が分からんな。それに何を警戒すれば・・・」 「私が言えることはここまでです。さぁ、目を覚ましてください」 「な、ちょっと待て!アンタは一体・・・・」 そこで俺の意識は途切れた
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