毒と風

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「朝から大変だったぜ・・・・・」 あの後俺は遅刻一分前に学校に着き 俺は転校生なのでさらっと自己紹介をして 昼休みになったので屋上まで案内してもらい そこでゆっくりと休んでいた 「人間というのは朝からいろいろと動き回るのだな」 「妖怪とは違うんでね」 「信じておらんくせに」 ちなみに叶から聞いた話だが 妖怪は一般人には見えないらしい まぁ、そのおかげでこっちは助かったが 「それでお前はこれからどうするんだ?」 「外か端で人間の授業とやらを聞いていよう」 「そうか」 こんな短い会話を終え俺が教室に戻ろうとした時だった 「・・・・・・人間」 「ん?なんだ」 「構えろ」 叶が言った瞬間 ボーーーーーーーーーン 鐘の音がなった 「見つけたぜ。子猫ちゃん」
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