第2話 : 自分

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改めて部屋を見渡すと、おかしな事に気づく 部屋がいつもと違う、 ピンクや水色、オレンジと、カラフルなパステルカラーで可愛い感じにそろえている自分の部屋が、 今はクリーム色の壁にベージュと水色の家具で揃えられている。 ・・・どこだ此処 もしかして夢?頬をつねっても…痛い… 「…あれ、雪乃だよね?」 『当たり前でしょ…ちょっと大丈夫?』 声は友人の声、けどいつもより大人っぽい、 雪乃の変なものでも聞いているような怪しんでいる声がする、 友人の声を聞きながら私の視線は 部屋のある一点のあり得ないものを見つけた、 「…ねえ、今って何年?」
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