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とりあえず私も椅子に座り
今の状況を話した。
「…何となく分かった、つまり貴方は高校の時の紗香で
どういうわけか未来にタイムスリップしてきたと…」
私の話を聞いていた雪乃が凄くざっくりとまとめてくれた、
「分かってくれた?というか信じてくれたの?」
理解してくれたのは良かったけど、
正直いきなりの話で信じてくれるか心配だったんだけど
「だって現に目の前にその頃の紗香そっくりの貴方がいれば
信じるしかないでしょ」
ああ…このあっさりとした感じは雪乃だ、10年後も相変わらずらしい。
「けど問題はなんでこんなことが起こったか…
頭打ったりした? 事故とか…」
「いや、打ってないけど…事故とかやめてください」
何てこと言うんだこの人
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