第2話 : 自分

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お昼を食べ終わると本格的にやることがなくなった、 雪乃が帰ってくるまで何もできないし… 仕方なく昼寝をして時間を待つ事にした。 ____________________ ______________ …やかっ…紗香!」 呼ばれる声がして目を覚ますと目の前に雪乃があり、 朝と同じ服装でソファーで寝ていた私を覗き込んでいた。 「雪乃…さん、お帰り…」 時計を見ると6時をまわっていた、 そんなに寝てたんだ私、 知らない家でそんなに寝れるとは… 「雪乃でいいわ…何もなかった?」 驚くほど何もなかったよ、 少しは期待してたんだけどな… 「そう…お腹すいたでしょ?夕飯作るわね」 それを聞くと雪乃は少しも気にしてない様子で 立ち上がってキッチンに向かっていった。 「あ…ありがとう」 雪乃の手元にはスーパーの袋、 …一緒にいてくれるんだ、 このまま放置されても困ったけど…
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