第2話 : 自分

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恋バナに今の仕事、やっぱりこの時代の雪乃に聞いても いまいち実感がないというか、自分の事だとは思えなかった。 けど自分の未来を聞くと、確かに自分がそうなっていてもおかしくないというか、 自分だったらそうしてたなと思う。 そんな話を2人でしていると、時計の針はもう日をまたぐ所だった、 「もうこんな時間、じゃあ私は一度帰るわね」 「あ、ごめん、こんな遅くまで」 雪乃は明日日曜で仕事も休みで時間は問題ないと言って 荷物を持って立ち上がった、 泊まる用意もしてないし、そこまでお世話になる訳にはいかないけど、 こんな遅くに帰ってもらうのもなんか悪いな… 「心配だし、明日も来るけど、何があるか分からないから一応言っとくね、 さようなら、昔の紗香に会えてよかった」 あぁ…こんな所も雪乃らしいな、 しかっりしてるというかあさっりしてるというか、
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