第2話 : 自分

18/22
前へ
/36ページ
次へ
「ありがとう、私も嬉しかった、明日は分からないけど 変わらなかったら協力してください」 出来ればこのまま眠って目が覚めたら元に戻ってた、 とかだと嬉しいけど、何も進展していないしどうなるか分かんない。 だったら1人より雪乃にいてほしい。 「ふふ、そのつもり…そうだ、これあげる」 笑うと雪乃は腕に付けていた黒の髪ゴムを私に渡した、 何もない普通の髪ゴム、 「…髪ゴム?」 「…記念に?…こんな不思議なことそうそうないし 渡せるのそれしかないけど…」 確かにそうそうない…いまだに何が何だか分からないし。 「ありがとう、貰っておくね…あ、じゃあ私はこれあげる」 代わりに私が渡せるのっていったら、前髪を留めてた花柄のピン それをとって雪乃に渡す、
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加