季節遅れの雪
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ガクッと頭を下ろす環兄。 「…ま、自分の誕生日を忘れるのも雪らしいか。」 そう言って環兄はポケットに手を入れた。 そして小さな箱を出して 「ほら、プレゼント。」 「え!ありがとう。」 環兄は毎年誕生日プレゼントをくれる。
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