季節遅れの雪
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「なんとか間に合ったな。」 公園の時計は日付が変わる20分前。 きっと環兄は今日中に渡そうと持ち歩いてくれてたんだ。 「開けていい?」 「もちろん。」 包みを開けるとジュエリーケースらしき物が出てきた。 「これ…」 「何を買ったら良いか分からなかったからさ、舞さんに一緒に行って選んで貰ったんだ。」
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