季節遅れの雪

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でも頑張った。 「…好き。」 環兄は私の頭を抱え込む様に抱きしめた。 「すごく嬉しいよ。」 「環兄…」 顔が見たくて離れようとするとギュッとされる。 「もう少しこのまま…」 「え?」 「今見られたくない、顔がニヤけてると思うから。」 「…。」 (それはそれで見たいなぁ。)
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