季節遅れの雪

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「ま、好きな人に思う人がいる事には慣れてるけどね。」 (陽兄の事か…) 「だから2番でも良いよ…雪が側にいてくれるなら。」 「環兄…」 2番で良いわけない。 でも甘えたい気持ちで一杯だった。 チュッ。 「環兄っ!まだ付き合ってないっ!」 「うん~でも雪の場合、押しに弱いのが分かったし。 強引に既成事実を作った方が…」
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