季節遅れの雪

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「嬉しい。」 素直にそう思った。 環兄は今まで私を本当に大切にしてくれた。 これからもそう。 きっと私は環兄に夢中になるだろう。 その時また…離れる事があったとしたら、私は耐えられるだろうか? その時は… 「雪、好きだよ。」 今度は長く愛情の込もったキスが降って来た。 そうだ、環兄だ。 環兄だから大丈夫。 きっと。 end.
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