プロローグ

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「おはよう!」 ある日の朝、俺と陽は母さんに早く起こされ何処かに連れて行かれた。 そこは真白い壁に可愛らしい花や動物のシールが貼られ、その先には大きなガラス張りの部屋があって…小さなベットが沢山並んでいて… 今思えば、産婦人科だったんだろう。 でも幼い俺には、そこが何となく不思議な空間だった。 「陽、こっちおいで。」
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