第2話

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「俺は、土だ。刀を良く使うな。」 櫂さんは土ですか。 「私は木よ。使う武器は扇子よ。」 扇子か、かっこいいな。 「俺は、風だ。武器は特にないが、書いた絵を具現化して戦うことができる。そして、話が戻るが雑魚を倒すのは姶良だけじゃきついだろ。俺もやる。」 雄也が少しムッとした顔をした。 「そうだね、よろしく。」 確かに、私は術式と結界を極めたから攻撃力がかなり低い。誰か一人いたほうが断然いい。 「お嬢ちゃんが、雑魚を動けないようにして倒すんだろ。大物はどうするんだ?」 「それは、大物だけを一つの部屋に閉じ込めます。それで、倒していただければいいと思うのです。」 この方が効率的だ。私の術式を使えば、特定の幽霊を集めて閉じ込めるのはとても容易い。 「こいつらと一緒にやんなきゃ行けないわけ!嫌だわ。」 浅子さんが喚き始めました。 「こっちだって嫌だよ、こんなおばさんと。」 雄也が憎まれ口をたたく。浅子さんはまだ、20代だと騒いでる。 「お嬢ちゃんの意見に賛成だぜ、まあ、せいぜい足を引っ張らない程度に頑張ってくれよ。それとお嬢ちゃん、敬語じゃなくていいと思うぞ。」 じゃあ、敬語じゃない方向で。 そして、わたし達は作戦を立て始めた。 「じゃあ姶良、俺たちはここで待ってればいいんだよな。」 「うん、後は術式により大物たちが来るから。」 大物たちを倒すのは、リビングだ。事前に家の人達には避難をしてもらっている。幽霊とはいえ危険なことには変わりない。 「お嬢ちゃん、大物はどれぐらいいるんだ?」 「六匹。」 結構多いな、1人2体だ。 「俺たちは、雑魚を捕まえに行くか。」 うん、もうそろそろ大物がくる。そいつらに接触しないように雑魚を捕まえて倒す。 さあ、作戦開始!!
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