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いったい、どうしたんだろう?
麻紀の突然の変化に戸惑った。
今の会話の流れに首を捻る。
…理由は分からない。
でも、麻紀が今苦しい顔をしていることは見なくても感じた。
なんとなく予感がした。
記憶の断片を辿って行き着く先は
きっと私の望まない事実。
触れちゃいけないんだと思った。
しばらくしても、麻紀からは寝息も聞こえてこなくて。
仕方なく私はスタンドライトを手元に向けて、また資料を開いた。
麻紀が抱えるものが何なのか、
はっきりと確信はないけれど。
ごめんね、麻紀。友達なのに。
麻紀は私には明かせない何かに苦しんでるのに、私は何もしてあげられていない。
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