本編NG集

2/3
13人が本棚に入れています
本棚に追加
/10ページ
赤い家にて。 吸血鬼と亡霊の会話。 「なんなら私がなんとかしてあげようか?知ってるでしょ、私の能力。」 「!?」 突然のその発言に吸血鬼は立ち上がる、そして威嚇した目で亡霊を見つめた。 「だって、いっそその方がいいんじゃないの?どうせ閉じ込めたままなら…その方が幸せかもしれないでしょ?」 せせら笑うように亡霊は座ったまま、淡々と告げた。 それに対して吸血鬼は、怒りを露にして手には槍を構えた。 「貴様…妹になにかしてみろっ、只では済まさないわよっ!」 「やっぱり大事に思ってるんじゃない。」 「…!?」 亡霊の一言で、吸血鬼は我に帰ったかのように立ち尽くし、手に持つ槍を消滅させた。 「大事なら…それを示しなさい。そして考えなさい。」 … という、吸血鬼を亡霊が諭すと言った没ネタ。ギリギリまでこれで行くつもりでした。と、言うより赤い家編は幻想入りじゃ10作品あれば9作品は大きなネタとして使われているので考えるのに苦労します。 本編では閉じた瞳ちゃんかキーになってるように、妹問題は原作キャラで解決とまではいかなくても、いい方向に進めるようにしたかったのです。 ぶっちゃけ自分が見飽きてるんですよ、主人公が妹を倒して後にデレデレになってなつかれるなんてシチュエーションは(笑)
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!