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翌朝。
と言っても、もうお昼近くになるのかもしれない。
直人くんの部屋の壁一面のすりガラスからは眩しい光が部屋に差し込んでいた。
私は直人くんの腕の中で目を覚ます。
彼はまだ眠っていた。
彼を起こすかもしれないとわかりつつも、
私は彼の胸に再び顔を埋めて、布団の中ではそっと足を絡めた。
直人くんはまだ目を閉じたままだけど、
薄っすら意識があるのか私の肩を引き寄せる。
私はそれがうれしくて
彼の腕の力以上に、
彼にカラダを密着させた。
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