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夕食を終えて、いつものようにソファーに座って将紀叔父さんを待ちます
口では負担にならないって言っても、食費や通院費とか時間やプライベートまで私に割いてることは知ってるから目が見えなくても日頃疲れていても大事にしてくれてることは感謝と同時に負い目に感じてしまう
私が自由に憧れを抱いたように、不自由にさせてしまって将紀叔父さんも、きっと自由を求めてるかも知れない…
だから、私なりに精一杯何かしたくて幼稚かも知れないけど今出来ることをしていきたい
いつか自立出来て、楽にさせてあげたいな
「お待たせ、じゃあ頼もうかな?まだ身体も大変だろうし座るより横になった方が楽だろうから少し立ってくれるかい?」
当たり前のように気遣ってくれる優しさに少し泣きそうになるけど堪えてソファーから立ち上がって待ちます
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