心ない言葉

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 季節が廻る  暑さが増して太陽をより一層感じる季節になって、目が見えないことで困ることがあります  薄着になって自分の服装が見れないので、下着との境界線とか透けてるとか気になって仕方ないんです  かと言って春物とか違うし、暑くて着れなくて困ってしまいます  最近、パパに見られるのも恥ずかしくてパジャマも普段着に近いものでないと落ち着かないんです 「夏になって千夏ちゃん、あまり外に行きたがらないけど今日も留守番するかい?たまには、外の空気吸わないとダメだよ」  外出したいけど、どんな風に見られてるか不安になって行けない何て言えなくて、結局は留守番してることが多くなってしまうんです 「パパばかりズルい…」 「何で?言わないと解らないだろ」  そこは、わかって欲しいな…言いたくても言えないし 「まあ、無理には言わないけど出来れば千夏ちゃんと一緒に出かけたいな」  私だってパパと出かけたいよ 「服…気になるの…」  だから精一杯の勇気で投げやりに言ってみます 「服?いつも通り可愛い服装で似合ってるよ?」 「そうじゃないの…もう、良いです留守番してますから…」
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