プロローグ

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 翌朝起きて、いつものようにお母さんから 「あんた学校休みなさい!!」  ああ…虐待がバレるの怖いんですね?私の傷だらけの身体を学校でバレてしまうのが…  逆らえない私は、食事も与えて貰えず部屋に逆戻りして、お母さんが仕事でいなくなってから調味料や生で食べれる食材をかじる…  それも減ったことを気付かれない程度に少なく  気付かれた時の振るわれる暴力が怖くて怯えて、幼いながらも自己防衛だった  浮き彫りになった骨と皮…ふくよかな健康な身体とは程遠く鏡なんて見れない…  一人になって、色々考えて何度も泣いてしまう…  お父さんは助けてくれない…帰ってきたら夫婦喧嘩で直ぐに出ていってしまう…  何度も飛び出して助けてと言いたかった  でも、お父さんから暴力を振るわれたらと考えたら、足が震えて動けなかった…
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