お別れの後の・・・

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「う~・・・寒くなってきたねぇ」 学食で中学からの友人で学部は違うけど同じ短大に進学していた【もみ】と待ち合わせてランチ。 「ほんま風が冷たくてひと肌が恋しい~」 「もみ・・・また別れたん?」 「だって・・・束縛がひどいんやもん。ああいうの無理」 可愛い顔のもみは・・・なぜか彼ができても長続きしない 「全ては高校時代の私の純情を踏みにじったあいつが悪いのよ」 っていっつもいうけど、何があったのかは教えてくれない。 二人で日替わり定食を注文して向かい合って黙々と食べる。 「・・・そういや、陽菜子はどうなってんの?オオカミ彼氏と」 「・・・ん?司狼さんと・・・?」 食事中はいつも黙々と食べ続けるもみが珍しく声をかけてきた。 「・・・知らない。もういいの・・・遠距離って無理なんだよ私には」 「・・・迎えに来てくれる約束してるのに?」 「だって・・・」 私はこれまでのことを・・・今まではぐらかしてあまり話さなかったんだけどもみに全部話した
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