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翌日はお母さんたちが来る前に部屋に戻らないといけないから早起きをして、オオカミが作ってくれた朝ごはんを食べて。
名残惜しそうにずぅっと私の髪に触れているオオカミ
「・・・駅まで送る?」
「ううん、泣いてまうからここでお別れでいい。」
駅で泣いちゃったら、きっと親もビックリしちゃうし
「司狼さん、仕事やのに」
「陽菜子のためなら、半休くらいとれる」
「へへっ・・・そっか」
ちらりと時計を見たらあと30分くらいで引越し業者や、お母さんが来る
「行かなきゃ」
「あぁ、そうだな」
しばらく
お別れ・・・
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