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オオカミが私と離れて通路の奥に歩いていくと、ちょうどお母さんとお父さんが階段を上って2階の通路に来たところだった
「あらっ」
オオカミを見上げてにっこり笑って
オオカミが、姿勢を正して丁寧に会釈をしたら
お母さんもお父さんも同じように会釈をして・・・
なんだか不思議な光景。
そのまま、階段を下りて行って見えなくなったオオカミを想って、オオカミのキーホルダーを手の中でぎゅっと握りしめた。
頑張ろう。
きっと離れても大丈夫
行ってきます。
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