お別れの後の・・・

24/26
前へ
/242ページ
次へ
すっごい不機嫌そうな・・・オオカミが私をじっと睨んでる 「・・・ごめ・・・ごめんなさ・・・い」 ゆっくりと校門をくぐってオオカミの目の前に到着。 「ほんと・・・まじで焦った・・・でも、ごめんな。すべての引継ぎを終わらせるのに半年以上かかっちまった・・・そのせいで、不安にさせた。俺が悪い」 私の肩に触れてそっと引き寄せられたら、ふわりとオオカミのタバコのにおいがして 止まってた涙がまた出てきてしまう 「遅くなってごめん。迎えに来た」 「司狼さ・・・ん」 「陽菜子の親にも俺の親にも承諾もらってる・・・結婚しよ」
/242ページ

最初のコメントを投稿しよう!

834人が本棚に入れています
本棚に追加