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少し動揺した私を朱美はニヤニヤみていた。
「ちゃんと二十歳こえてるよ。むしろウチじゃ歳いってる方だしね。」
未来と呼ばれる『男の子』は二十六歳らしい。
朱美は身元調査を徹底的にやるから、間違いはないんだろうけど。
この未来くんは、やはり高校生にしかみえない。
「ホント大丈夫なの?」
るーちゃんの顔を見る。
「はい。大丈夫ですよ。むしろ美晴さん好みかも。」
少し顔を赤めたるーちゃん。
おいおい。
何想像してんだよ。
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