12

2/14
1038人が本棚に入れています
本棚に追加
/37ページ
コンコン。  ドアをノックすると、勝手にドアが開いた。  「どーぞこちらに。」 未来くんに促されるままソファーに座った。  無言のまま、私の足を取り肉付きを確かめるように触る。  そして下ろされた足は少し熱いお湯の中へと沈められた。  両足はソファーの下にある足湯専用の桶におさまっている。  肌を刺す痛さを少し感じるくらい熱めのお湯。 湯気とともにアロマの良い香りがしてきた。
/37ページ

最初のコメントを投稿しよう!