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未来くんの手がお湯の中で器用に動き私の足裏を刺激する。  爪先から揉まれ温められた足は、私の体の緊張をほぐし力が抜けていくのを感じた。  「失礼します。」 未来くんの手がふくらはぎへと移動する。  滑らかな動きで上へと手が這ってくる。  何度も手でお湯をふくらはぎへかけ、マッサージを繰り返す。 ソファーに深く体を沈めたまま、そんな未来くんの動作を眺めた。 
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