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力が抜けた足を開かせる。内もも、足の付け根に手が滑りこんできた。  強弱をつけツボを刺激される。  滑らか過ぎる動きで下半身は一気に軽くなった。  腰から背中へて手を移動させながら、未来くんは囁いた。  「お疲れみたいですね。 あの……ボクがもっと気持ち良くしましょうか?」 『気持ち良く?』睡魔に襲われながら未来くんが言っている意味を考えた。  「気持ちイイならお願いするわ。」 ま、出来る事は限られている。  『オーナー』の知り合い。 自分の腕を良くみせて、願わくは自分をオーナーに良く言ってもらおうとする。 枕営業さえもいつもの事。  私を知らないから、そんな軽はずみな発言をするんだろう。
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