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煙り探知機の横にある隠しカメラを睨む。  きっと未来くんはカメラの存在を知らないんだろうなぁ。  まさかこの部屋にまでついているとは思ってないんだろう。  『コンコンッ』 「失礼します。」 るーちゃんが入ってきた。  私を見るなり目を背ける。  私は笑いながらバスタオルを体に巻き付けた。  「すいませんでした。自分の教育が足りませんでした。」 るーちゃんは深く頭を下げた。
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