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気づけば携帯を手に持っていた。
なんか、おかしい。
自分の気持ちが理解出来なかった。
どこか、おかしかった。
落ち着かないままソファーに座りテレビをつけ、音がある世界へ戻る。
金曜の夜、特有の番組達が競いあいながら羅列する。
対して面白くない番組。
ただ人の大袈裟な笑い声だけが耳に残った。
ピピピ…ピピピ…
携帯には『航』の文字。
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