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トイレから戻った航はルンルンの様なテンションだった。  「今タクシー呼んで貰ってるから。あとツマミも作ってくれるって。ラッキー!」 無邪気な笑顔につられる。  航の笑顔を見ると安心する。  着物の女性がタクシーが来た事を伝えに来てくれた。  航は紙袋を嬉しそうに受け取って、  「女将さん、ありがとう。またくるね。」 玄関前に止まっているタクシーに乗り込み私のマンションへと向かった。
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