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タクシーがマンションにつき航が先に降りた。
私がお金を払い、お釣りを受け取ると航は私を気遣うように手を差し伸べてくれた。
航の手をとりタクシーを降りる。
「タクシー代、出すのにぃ。」
やや膨れっ面になった航。
「ううん。あんな美味しい料理をご馳走になったんだもん。
タクシー代くらいだすよ。」
航は、無邪気に抱きついてきた。
「やっぱこの新鮮な反応!ボクめちゃくちゃ嬉しいよ。
普通に接してくれる美晴さんが、最高に嬉しい!」
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