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「何いってんの。じゃ、かけるものだけ出してあげるね。」
航は頷いたまま、ソファーへと落ちていった。
私はタオルケットを出し航にかけてあげた。
寝顔がキレイで少し頭にくる。
テーブルをさっくり片付け、化粧を落とす為にシャワーを浴びた。
今の状況は何だかおかしいけど、なんだか腑に落ちないけど、頭が働かない今、考えるのを諦めた。
シャワーから出てみると、航はぐっすり夢の中にいるようで……。
リビングの電気を消し、ベッドへ潜りこんだ。
そして意識を簡単に手放した。
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