19

13/13
949人が本棚に入れています
本棚に追加
/33ページ
「何いってんの。じゃ、かけるものだけ出してあげるね。」 航は頷いたまま、ソファーへと落ちていった。  私はタオルケットを出し航にかけてあげた。  寝顔がキレイで少し頭にくる。  テーブルをさっくり片付け、化粧を落とす為にシャワーを浴びた。  今の状況は何だかおかしいけど、なんだか腑に落ちないけど、頭が働かない今、考えるのを諦めた。  シャワーから出てみると、航はぐっすり夢の中にいるようで……。  リビングの電気を消し、ベッドへ潜りこんだ。  そして意識を簡単に手放した。
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!