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シャワーから出てきた航は普通に戻っていた。
「美晴さん、今日はとりあえずこれで帰るけど、何かあれば連絡して。
もちろん何にもなくっても。
今日の仕事はブチれないんだよね。
ホントは一緒にいたいんだけど。ゴメンね。」
なんだこの会話。
「いいよ。航も気にしないで大丈夫だから。 仕事頑張ってね。」
分からない会話。
私達の関係性に触れないけど、触れているような、微妙な会話。
航はキレイな笑顔を残し帰っていった。
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