948人が本棚に入れています
本棚に追加
航の言う通り、来客を知らせるモニターには携帯を耳に当てた姿の航がいた。
仕方なくドアを解除した。
『じゃ、とりあえず上がるから待ってて。』
航は一方的に電話を切った。
朝とは違う爽やかな航。
「あっ、撮影終わってからスグ来たから化粧落としてないんだよね。」
確かに顔も髪型も決まり過ぎている。
航は、当たり前の様にソフーに座りパーカーを脱いだ。
「美晴さん、考えてくれた?」
最初のコメントを投稿しよう!