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「誰?」 高尾幸が、明らかに嫉妬の表情で聞いてきた。 「仕事。」 それだけ言うと、冷め始めたスープに口をつける。 納得がいかない、高尾幸を無視し、箸を進めた。 「じゃ、行くぞ。」 しっかり杏仁豆腐まで平らげた私は、軽い睡魔に襲われ始めた。
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