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「美晴さんは恥ずかしくないの?」
航は着ていたものを全て脱ぎ捨て、飛び込むようにシャワーの下に入ってきた。
「恥ずかしくない、かな?」
航に占領されたシャワーを奪う。
「やっぱ美晴さんは変わってるね。普通ならイヤがるよ。」
航は私を後ろから抱き締めた。
「美晴さんに本気になりそう……」
シャワーの音と、小さ過ぎる声で聞き取りにくかったけど、私にはそう聞こえた気がした。
「先にでるから、ゆっくりどーぞ。」
汗を流しただけで、シャワーを航に渡した。
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