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「あ、そ・・・」 航はつまらなそうな声をだしバスルームから出て行った。 髪についていたコンディショナーを洗い流しながら窓へと目を向ければ、キラキラと輝く夜景。 身体から高尾幸の匂いがしそうな気がして、念入りにボディソープを使い何度も洗った。 「ねぇ、そんなに擦ったら肌がボロボロになっちゃうんじゃないの?」 そんな声に驚き、入口をみれば生まれたままの姿で立つ航がいた。
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