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「部長、この度は本当に申し訳ありませんでした。」
私は深々と頭を下げた。
「いいよ。その代わりこれだけは答えて欲しい。・・・父親は航なのか?」
部長の目は真剣だった。
「……はい。」
なんとか声に出せた。
「航から連絡はこないのか?
全く!責任も取れないクセに、やる事だけやって。」
いつになく部長はキレていた。
私の事なのに、怒ってくれている。
「部長、スミマセン。……ありがとうございます。」
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