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佳「でもこの街の近くといったら博麗神社辺りじゃないの? 面倒だなー......」
清「別にいいじゃないか。 ちょっと遠いけど、その分あそこは空気が格段に美味いし、どんなところよりも居心地がいいから行かない理由はないだろ?」
僕達の町には博麗神社というものがある。
その神社は誰も住んでいない神社なのであまり整えられていないはずなのだが、
何故かわからないが外装や部屋はしっかりと整えられており、
誰かが住んでいそうな空気を醸し出していたりするので、『地味すぎる町の中に眠るただ一つの奇っ怪な伝説』と、いかにも厨二くさい呼ばれ方をしている。
閑話休題。
あの神社は自分達の住んでいる町とはまた違うオーラを出しているのか、
そういうのはよくわからないが、
その辺り一帯は非常に空気が澄んでおり、僕とキヨのお気に入りの場所でもある。
立地条件故に行くのが面倒なのが玉に瑕なのだが。
佳「はあ......めんどくさいけどやることないしね。 準備してくる。 主にゲーム類」
何度か行ったことがある自分からすれば、食料なんてもってく必要なんて無いと思うんだけどね。
清「おいおい...念のため飯持ってけよ。 迷うぞ?」
何か呆れてるけど自分の家にさっさと戻って準備することにした。
少年準備中...
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