第1話 風と神社と坊主共

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僕達が住んでいる町は割と田舎で、すぐ近くの山の麓辺りには森林が生い茂っている。 その森林の中のとある場所に博麗神社がある。 そこに行くには迷子になっても問題ないようにいくつか準備が必要だったりする。 迷っても困らないようにある程度の食料を持っておく事。 子供ならば大人の人に連れて行ってもらう事。 そして、充分に土地勘を持てるようにしておく必要がある。 ちなみに、僕達は何年前からか覚えてはいないが、それくらい前から神社へ行ったことがあるので、散歩感覚で行ける。 道の整備をしろって何度も思うのだが、既に何回かやってるらしい。 しかし何故か一日経つと何時の間にか整備しておいた道が消える……ということらしい。 だから道の整備は諦めるしかないという話があったんだとか。
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