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清「3つ程、聞いていいか?」
と思ったけど、キヨが先に聞いてくれるみたいだった。
紫「何かしら?」
清「1つ目、俺らの能力って何だ?」
紫「それは幻想郷に来てくれないとわからないわ。
けれど分かっているのは、貴方達の能力は割と強い部類にはいるということかしら」
ほう。 楽しみだ。
清「把握。 じゃ、2つ目。 俺らが幻想郷に行ったあとは世間的な意味でどうなるんだ?」
紫「それはね、『こちらへ来る』ということは自分達の存在が幻想になる…………という事だから、例外を除けば貴方達を知っている人たちの記憶は確実に無くなるわね」
清「なるほどな…………じゃあ3つ目、というか要望になるんだけどさ」
紫「何かしら? 一応は聞くわ」
清「俺と佳はたまにでいいから外の世界に返させて欲しいという事。 帰す期間は貴女が適当に決めてくれていい」
さすがは僕の友人だ。 僕のいいたい事をしっかり言ったおかげでここまで僕は全く喋れてない。 主人公なのに。
紫「うーん............別に構わないわ。けど、返すのは本当に気が向いた時ぐらいよ? それに、帰したとしても僅かな時間しか帰してあげられないし、それでもいいかしら?」
清「構わんよ。 少しの間でもこっちに来れるなら、それで十分だ」
...............思ったけど、深く聞いてこないな。 幻想郷を知ってる理由とかを追求しないのは、彼女なりになにか考えてるのかな?
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